韓国WEBドラマの金字塔として、日韓の10代・20代を中心に爆発的ヒットを記録した『A-TEEN(エイティーン)』。放映当時、作中でヒロインたちが使用したリップは瞬く間に完売が相次ぎ、日本でもSNSを中心に「あのリップはどこのブランド?」と大きな話題を集めました。
現在でも「A-TEENのドハナリップをもう一度使いたい」「似た色番を手に入れたい」という声は根強く存在します。この記事では、ドラマを彩った伝説のコラボリップの全容から、ド・ハナやキム・ハナが愛用した品番、イエベ・ブルベ別の選び方、さらには廃盤となった真相と現在の購入ルートまで詳しく解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:「A-TEENリップ」の正体は、韓国コスメブランド「MOART(モアート)」および「ペリペラ」との公式限定コラボコスメ。
- 要点2:ドハナの深みローズ系(ブルベ向き)やキムハナの清楚コーラル系(イエベ向き)など、キャラクター性を反映した絶妙なマット質感と発色が熱狂的ブームを牽引した。
- 要点3:限定ライセンス契約終了によりコラボ版は公式廃盤となっているが、通常盤の同系統カラーやQoo10・代替プチプラコスメでの再現が可能。
なぜここまで社会現象に?「A-TEENリップ」が伝説と呼ばれる理由
WEBドラマ『A-TEEN』は、単なる学園ドラマの枠を超え、ティーンカルチャーのトレンドセッターとしての役割を果たしました。その象徴となったのが、作中で象徴的に登場するリップスティックです。ヒロインのド・ハナが教室で唇にさっと色をのせるシーンは視聴者の憧れの的となり、放送直後からブランド名や品番を特定する動きがインターネット上で急速に広まりました。
このブームを支えた最大の理由は、「キャラクターの性格とリップカラーの完璧なリンク」にあります。クールで飾らない魅力を持つド・ハナには深みのあるセンシュアルなローズ、誰からも愛される優等生のキム・ハナには可憐で血色感あふれるコーラルと、登場人物のアイデンティティがメイクに忠実に落とし込まれていました。「あのカラーをつければ彼女たちのようになれる」という共感と憧れが、コスメとしての完成度の高さと相まって記録的な大ヒットを生み出したのです。
ドハナ色・キムハナ色の品番は?MOARTとペリペラの代表カラー徹底比較
「A-TEENリップ」として語られるアイテムには、大きく分けてシーズン1で社会現象を巻き起こした「MOART(モアート)コラボ」と、シーズン2で話題を呼んだ「peripera(ペリペラ)コラボ」の2つの潮流が存在します。
まず代名詞的存在となったMOARTの「ベルベットリップスティック A-TEENエディション」では、各キャラクターのイラストがプリントされた限定パッケージで展開されました。その代表的な品番と特徴は次の通りです。
【MOARTコラボの主要品番】
・ド・ハナ色(T04 レディ・トゥ・ダイ / Ready to Die):落ち着いた深みのあるヴィンテージローズ。甘さを抑えたシックなレッドトーンで、ド・ハナの持つ媚びないクールさをそのまま表現した一番人気の看板カラーです。
・キム・ハナ色(T02 レディ・トゥ・ホット / Ready to Hot):華やかさと清潔感を兼ね備えたコーラルピンク。肌トーンをパッと明るく見せる王道のアイドルカラーとして支持を集めました。
・ヨ・ボラム色(T01 レディ・トゥ・リラックス / Ready to Relax):柔らかく愛らしいソフトピンク。ナチュラルな血色感を演出し、普段使いしやすいMLBBカラーとして親しまれました。
続いて、シーズン2でタイアップしたペリペラでは、人気アイテム「インクベルベット」や「インクマットブラーティント」からキム・ハナ役をフューチャーした限定セットが登場。ふんわりとしたスフレのような塗り心地と圧倒的な色持ちで、こちらも完売店舗が続出する大反響を呼びました。
イエベ・ブルベ別診断と人気色ランキング!スウォッチで見極める似合わせ術
A-TEENリップがコスメ好きの間で高く評価された理由のひとつに、パーソナルカラーに合わせた緻密なカラー設計があります。モアートのリッブスウォッチを分析すると、質感はすべてサラリとしたベルベットマットでありながら、アンダートーンが明確に分かれていることが分かります。
【A-TEENリップ 人気色ランキング】
1位:T04 ドハナ色(ヴィンテージローズ)
2位:T02 キムハナ色(コーラルピンク)
3位:T01 ヨボラム色(ソフトピンク)
パーソナルカラー別の適合性を見ると、ブルベ(特にブルベ夏・ブルベ冬)に最もマッチするのがドハナ色のT04です。青みとくすみが絶妙なバランスで混ざり合っており、肌の透明感を引き立てる効果があります。唇の中央にポンポンとのせて輪郭をぼかすグラデーション塗りを施すことで、ドラマそのままの抜け感ある唇が完成します。
一方、イエベ(特にイエベ春)に圧倒的におすすめなのがキムハナ色のT02です。黄み寄りのクリアなコーラルレッドが肌に溶け込み、多幸感のある表情を作り出します。また、淡い発色を好むイエベ秋の方には、ヌーディーでありながら血色を損なわないT01のベース使いがベストマッチします。
ネット上の口コミと評判|質感・色持ち・使用感のリアルな声
当時寄せられた購入者の口コミやレビューを確認すると、ビジュアルの可愛さだけでなく、リップ自体の品質に対するポジティブな意見が目立ちます。
「マットリップ特有のパサつきが少なく、軽いスフレのように唇へ密着する」「グラデーションが簡単に作れる」といったテクスチャー面の高評価が多く見られました。特にMOARTのマットリップはフェザーのような軽さを持ち味としており、縦ジワをふんわりカバーする仕上がりが支持された要因です。
一方で、「唇が乾燥している状態だと皮むけが目立ちやすい」「ティントではないため飲食をすると多少落ちる」といったリアルな指摘もありました。美しく仕上げるためには、事前のリップバームによる保湿ケアと、塗布後に軽くティッシュオフして定着させる工程が推奨されています。
なぜ手に入らない?A-TEENリップの廃盤理由と現在の販売状況
現在、コスメショップやバラエティストアの店頭でA-TEENコラボパッケージを見かけることは原則としてありません。その最大の理由は、「ドラマ放映期間限定のプロモーション契約だったため」です。
コンテンツとのコラボレーションコスメは、あらかじめ生産数や販売期間が契約で定められているケースが一般的です。『A-TEEN』のタイアップも例外ではなく、予定されていた生産ロットの完売や契約期間の終了に伴い、公式製造がストップしました。さらにその後、コスメブランド側のラインナップ再編やリニューアルが進んだことも重なり、当時の限定パッケージは完全に廃盤となりました。
2026年現在の購入方法とQoo10通販事情|類似の最新代替コスメも紹介
コラボ版をどうしても手に入れたい場合、Qoo10や楽天市場などの並行輸入ショップ、あるいはフリマアプリ等で流通在庫を探す選択肢があります。ただし、ここには重大な注意点があります。数年前に製造されたデッドストック品は、化粧品としての使用期限(品質保持期限)を大きく超過しているリスクが極めて高いため、直接肌に使用することは推奨されません。
そこで現実的なアプローチとなるのが、「色味と質感を再現できる現行コスメでの代用」です。
【ド・ハナ色の代用候補】
・rom&nd(ロムアンド)「ゼロマットリップスティック #09 シェルヌード / #10 ピンクサンド系」やジューシーラスティングティントのくすみローズ系
・ペリペラ「インクベルベット」のディープダスティローズ系カラー
ドハナ特有の「ドライフラワーのような深みローズ」は、現在の韓国マットリップでも定番カラーとして各社から洗練されたアイテムが発売されています。
また、ド・ハナ役を演じた女優シン・イェウンが愛用する最新コスメにも注目が集まっています。彼女は現在も数々の美容ブランドのアンバサダーを務めており、透明感あふれるナチュラルマットなリップメイクは健在です。彼女の公式SNS等で公開されている最新の愛用リップをチェックすることで、2026年のトレンドにアップデートされた“現代版ド・ハナメイク”を楽しむことができます。
【A-TEENリップ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:MOARTのA-TEENコラボリップはもう公式再販されませんか?
A1:ドラマの公式ライセンス契約が終了しているため、当時と同じパッケージでの再販可能性は極めて低い状況です。ただし、ブランドの通常ラインに同系統の色番が存在する場合があるため、色味を再現したい方は定番カラーをチェックすることをおすすめします。
Q2:ドハナ色(T04)はイエベ肌には似合いませんか?
A2:基本的には青みを含むためブルベ向きですが、唇の内側に少量だけポンポンとのせ、外側に向かって薄く指でぼかせばイエベの方でも浮かずに使えます。ベースに薄いコーラル系を仕込んでおくのも綺麗に馴染ませるコツです。
Q3:メルカリやQoo10で売られている未開封品は使えますか?
A3:コレクション目的やパッケージ観賞用としての購入なら問題ありませんが、実際に唇へ塗布することは避けるべきです。未開封であっても製造から年数が経過したコスメは油分の酸化や品質劣化が進んでおり、肌トラブルの原因になる恐れがあります。
まとめ:色褪せない名作リップの魅力と今楽しむための選び方
『A-TEEN』から火がついたリップブームは、韓国コスメの持つ発色の良さとドラマの世界観が見事に融合した金字塔的なムーブメントでした。ド・ハナの媚びないヴィンテージローズや、キム・ハナのピュアなコーラルピンクは、今見ても色褪せない洗練された魅力を放っています。
当時のコラボパッケージを入手するのは困難ですが、そのカラー設計や質感のスピリットは現行の韓国コスメへとしっかりと受け継がれています。パーソナルカラーに合わせた類似カラーを賢く取り入れながら、憧れのヒロインたちのメイクを楽しんでみてください。 (出典: a teen リップ(Yahoo!ニュース))